朝幸さん

プログラム司会

自己紹介

断酒歴29年、リカバリー歴20年
私はアルコール依存症のリカバリーとして当院で働いています。当院にはアルコール、薬、ギャンブルなどをやめている方が大勢います。現在アルコールなどで困っている方も当院に来られて皆さんと一緒に新しい生き方をしませんか?

院長先生、副院長先生へのお手紙

突然の手紙を失礼いたします。

私は、46歳(31年前)の時に酒のために生きることがどうにもならなくなり横浜へ流れ着いて当院へ通院することになりましたのが先生方と初めての出会いでした。

それでも、酒を止めることがなかなかできずに(酔っ払って何度も来てパトカーを呼ばれたりしたこともあり)多大なる迷惑をかけたどうしようもない患者だったことは今でも良く認識しております。

そういうことで、転院をすることになりましたが転院先でも酒を止めることができずに問題を起こしどうにもならなくなっていた自分ですが1996年12月に通院できる病院がなくなり困っていた時に院長先生が『再通院しても良いよ』と言ってくださり、それから現在の断酒が始まり今年の12月で断酒29年になります。

そして、このような私に『リカバリーをやらないか?』と声をかけてくださり2005年8月9日からリカバリーとして働かせていただくようになり今年で20年になりました。特に何もない私ですが、酒のためにどうしようもない生き方しかできなかった経験と過去と違った新しい生き方をさせていただけている喜びだけは心底深くから感じております。

そのような経験を病院という場で、これから酒などから離れて新しい生き方をしたいと考え大石クリニックに通って来られた人々とミーティングという場での分かち合いをさせていただけていますことには心から感謝を致しております。

本当は、25年(四半世紀)の時に書かせていただこうと思ったのですが…現在、私は77歳8ヶ月ですので後5年と考えたときに少し自信が持てないように思えて今回書かせていただきましたが健康がゆるされる限りスタッフの方々・皆さまに支えていただきこれからも続けさせていただきたいと思っております。

2025年8月

リカバリー 朝幸