買い物依存症かどうかを自己チェックすることができます。このチェックリストはDSM-5の病的賭博の診断基準を参考に、当院がオリジナルで作成したものです。

買い物依存症スクリーニングテスト

全部で9項目の質問に回答して点数を合計します。合計点数で判定します。

過去12カ月間で、以下の内容がいくつ当てはまりますか?

1. 支払い額が高額になっても満足のいく買い物をしたい
 
2. 買い物を途中で中断するとイライラする、落ち着かなくなる
 
3. 買い物の頻度を減らす、出費額を制限する、しばらくの期間生活必需品以外の買い物を止めるなどの努力をくり返したものの、成功しなかったことがある
 
4. しばしば買い物について心を奪われる(例:何を買おうか考えたり好きな洋服のホームページを見ることに1日のうちの多大な時間を費やすこと)
 
5. ネガティブな気分のときに買い物をすることが多い(無気力、罪悪感、不安、抑うつ、退屈、イライラなど)
 
6. 以前購入したものを売ってお金を作り、そのお金でまた買い物をしたことが何度もある。あるいは、カードローンや消費者金融、家族や友人からお金を借りて買い物をしたことが何度もある
 
7. 買い物したことを他の人に知られないように嘘をついたり、購入した物や明細書を隠すことがある
 
8. 買い物をくり返すことにより重要な人間関係、仕事、教育、または職業上の機会を危険にさらす、または失ったことがある
 
9. 過度な買い物により引き起こされた絶望的な経済状況を免れるために、他人にお金を出してほしいと何度も頼んだことがある
 
判定(チェックした合計点数)

※合計点が8~9点: 重度、すぐにでも受診をお勧めします!
※合計点が6~7点以上: 中等度、一度お電話にてご相談ください!
※合計点が4~5点以上: 軽度

本人が来たがらない場合

まずは対応を相談するためにご家族が受診してください。買い物依存症は家族とのコミュニケーション次第で問題行動は悪化も改善もします。本人との関係性が改善すれば治療に繋げる機会も増えるので今すぐご相談してください。