各種保険適用となります

当院は他科と同様、各種保険適用となります。通常、患者さまの負担は3割であり(後期高齢の方で所得によっては1割になる方もいます)、初診で2,500円程度かかります。処方が出る場合には、院外調剤薬局での薬代が追加されます。これ以降の診察や治療プログラムの参加は1,300円程度です。

なお、血液検査や尿検査を実施する場合は別途料金が発生します。血液検査は2,500円(検査内容によって増減します)、尿検査は500円程度かかります。

諸事情で保険証を使いたくないという患者さまの場合、自費診療も可能です。初診で9,000円程度かかります。受付にてご相談ください。

自立支援医療制度

自立支援医療制度をご存じですか?精神科の外来通院患者さまを対象とし、国、都道府県、及び指定都市が通院医療の90%を公費で負担する自立支援医療公費負担制度のことです。申請すると、通常3割の患者さま負担が1割の負担となり、各家庭の収入にあわせ、1ヶ月の自己負担上限額が定められます。依存症の治療は細く長いものであるため、継続的な治療をよりしやすくするためにお勧めしています。制度についてより詳しい内容をお知りになりたいときは、お住まいの精神保健福祉センターや役所にお尋ね下さい。

※役所での申請となりますが、その際には当院の作成する自立支援診断書(3,000円)が必要になります。申請を考えられている患者さまはまず当院の受付にて自立支援診断書をお申し込みください。作成には3~4週間程度かかります。

※すでに他院で使われている方は、当院への転院に伴い役所でお手続きください。新たに当院で診断書を作成する必要はありません。

診断書の発行について

精神障害者手帳や障害年金申請のための診断書は病状経過を見てから作成する必要がありますので、原則として初診から6ヶ月以内は発行できません。会社や裁判用の診断書についても内容によっては当日の発行をお断りすることがありますので、ご承知おき下さい。

裁判用の診断書については詳しくはこちらをご確認ください。

本人が来たがらない場合

まずは対応を相談するためにご家族が受診してください。依存症は家族とのコミュニケーション次第で問題行動は悪化も改善もします。本人との関係性が改善すれば治療に繋げる機会も増えるので今すぐご相談してください。