クレプトマニア(病的窃盗)とは

クレプトマニア(病的窃盗、窃盗症)とは、物を盗みたいという衝動・欲求を制御できず、コントロールできなくなる病気です。盗った物は個人的な用途や金儲けのために必要とされないことが多く、捨ててしまったり、隠したり、常に貯めておいたり、人にあげたりすることがあります。合併症として、過食症や買い物依存症が多く報告されています。

当院は通院専門のクリニックですので、家事、仕事を続けながらクレプトマニアの治療に取り組めます。また重症の場合は日中夜間を通した治療が必要になります。その際は、クリニックの近くに当院附属のグループホーム(回復施設)がありますので、そこからの通院であれば安心・安全な治療環境を提供できます。ぜひ、仲間と一緒に、クレプトマニアの治療をしていきませんか。当院では患者様のご都合に合わせて治療方法を選択できるように、治療コースをご用意しております。主治医と相談してご自身に合った方法で治療を開始していただけます。

外来通院での治療ですが、入院が必要な場合には専門病院と充分な連携があります。夜間診療も火・水・木にやっており、夜間のみでも治療ができます。また悩みを抱えるご家族への家族相談には特に力を入れています。

本人が来たがらない場合

まずは対応を相談するためにご家族が受診してください。クレプトマニアは家族とのコミュニケーション次第で問題行動は悪化も改善もします。本人との関係性が改善すれば治療に繋げる機会も増えるので今すぐご相談してください。