グループホームの種類と特徴

治療効果を考えて、タイプの異なるグループホームを用意しています

診療実績

チーム支援と手厚いサポート

建物だけでなく人的な配置が治療成績に影響を与えます

費用について

治療を続けるためには経済的にも準備が必要です

お申込みの流れ

お申込みから利用開始まで手順に沿ってご相談ください

グループホーム一覧

グループホーム(回復施設)

従来、大石クリニックは通院を治療の中心においてきました。このために神奈川県と東京の一部の地域の患者様を治療の対象としていました。しかしながら依存症は特異な疾患であるために全国からの治療の依頼が多く、現在はこのような依頼に応じるために大石クリニックでは当院の近隣に7ヵ所のグループホーム(回復施設)と個人寮を用意しています。そしてグループホームや個人寮を拠点として大石クリニックに通院したり、わくわくワーク大石に通所しながら就労訓練を受けて自立を目指します。

また、この様な県外の利用者でなくても、家族関係の問題が大きく、自宅で再発を繰り返し両親からの自立に苦労している方や、会社に通勤はしているが病状が不安定になっている方で、入院すると仕事が続けられず生活面で支障が出てしまうという利用者は、朝にグループホームより出勤し、日中は会社で勤務し、夜は治療プログラムを受講し、その後グループホームに宿泊するという方法も可能です。

グループホーム

ヒルトップ大石

アットホームなグループホームで居間や庭なども充実しています。露天風呂があるのが特色です。
アットホーム 夜間有人 全室個室 露天風呂あり 施設内手作りの食事

ミッドヒル大石

会社の独身寮といったイメージです。
夜間有人 全室個室 部屋トイレ付 施設内手作りの食事

ヒルサイド大石

風呂トイレも別で部屋も広く、快適なグループホームです。
夜間有人 全室個室 部屋トイレ付 施設内手作りの食事

ダウンヒル大石

個別性が一番高く、一般のマンションと考えてもらえればいいと思います。
オートロック 全室個室 部屋トイレ付

選べるグループホーム

種類と特徴

グループホーム『わくわくハウス大石』はヒルトップ大石、ミッドヒル大石、ダウンヒル大石、ヒルサイド大石等の7つのグループホームと個人寮の総称です。このようにいくつかのグループホームがあるのは利用者の特性にあわせるためです。特徴として以下の4つが挙げられます。

1、女性専用のグループホーム有り

男性関係の問題を抱える女性には女性専用のグループホームもあります。風呂とトイレ別で快適に過ごせます。また、これ以外にも男性女性共用のグループホーム、男性専用のグループホーム等性別に応じたグループホームを選べます。

2、選べる部屋タイプ

利用者さんによっては対人関係が苦手で集団生活に馴染みにくい方にも配慮できる点です。この様な利用者さんにはワンルームタイプ(個室の部屋の中に風呂、トイレ、ミニキッチンがある)のグループホームが喜ばれます。このタイプですと朝の出勤時、帰宅時に事務所に寄って声をかけるくらいで集団生活がほとんど済みますので、人気があります。逆に一人ではさみしいという利用者さんには居間や食堂など設備の充実したグループホームをご用意しております。このタイプですと自室は個室ですが、帰宅後夕方から消灯までの時、他の利用者さんと一緒に居間や食堂でテレビを見たり雑談ができますので、人気があります。また、この2つのタイプを混合し病状にあわせて段階的に部屋を移動するタイプのグループホームもあります。

3、サテライト型グループホーム

グループホームは基本的に集団生活ですが、最終的には卒業してアパートを借りて単独で生活することになります。この卒業の段階で単独生活に不安のある利用者さんには、クリニックの近くのマンションの一室をグループホームとして貸し出すサテライト型グループホームもあります。この場合、普段は一人で暮らしていますが引き続きクリニックに顔を出したり、ときどき集団のグループホームに遊びに行くこともできます。卒業前の最終チェックのようなイメージです。

4、個人寮タイプもあります

グループホームは国の指定を受けていますので入所するには一定の手続きが必要です。即入所したいとき(例えば裁判中のため)は手続きに時間をかけられない場合もあります。この様な場合は大石クリニックが用意してある個人寮に入所することができます。支援体制はグループホームに準拠しており、国の手続きができ次第グループホームに入所します。

サービス概要

準24時間体制でサポート

日中は大石クリニックのデイケアやわくわくワーク大石に通所し、帰宅後は入浴や食事をしたりと一般の人と同様の生活を行います。食事を提供する時間帯以外はできるだけ気楽な生活を送れるようにしています。入居にあたっては生活上のルールなどを予め説明します。入居後は生活指導員が食事提供、服薬管理、起床支援をサポートします。それだけでなく、夜間には職員が駐在していますので生活や疾患のことを個別で相談される利用者さんも少なくありません。準24時間体制でサポートしています。

快適なシティライフ

何か所かグループホームがありますが、どのグループホームも横浜市の中心にあり、快適なシティライフが約束されています。休日は山下公園、みなとみらいなど横浜を代表する場所も散歩できます。

充実の設備

シェアハウスタイプでは、お風呂とは別にシャワーブース、洗濯機・乾燥機ブースがあります。ワンルームタイプでも洗濯機・乾燥機ブースや各個室のミニキッチンとは別に、広々とした共有キッチンを利用できます。

美味しい食事

専属の管理栄養士が考えたメニューを提供しています。また、食事を楽しみの一つと捉え、日々の生活に彩りを添えられるよう、季節ごとの行事に応じたメニューをご用意しております。

完全個室

対人関係が苦手な人のためには部屋の中に個人玄関、専用の浴槽とトイレがあるワンルームマンションタイプ、一人がさびしいと感じる人のためには共用玄関、共用リビング、自室のみ個室というシェアハウスタイプをご用意しております。

サポートの人員基準

手厚い体制

わくわくハウス大石は国の基準に基づいて人員配置をして国の指定を受けているグループホームです。(個人寮のみは国の利用基準に縛られることを望まない利用者のためにあり、国の指定ではありません。)このためにかかる費用は国の保険で賄われます。

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利用者4人に対して1人

国の最高基準
国の指定であるグループホームでかつ世話人の配置は利用者4人に対して1人と、国の指定の中でも最高基準を満たしています。また、重症者がいる場合には生活支援員をさらに配置するシステムになっています。また、これだけでなく、年間365日を通じて夜勤の世話人を4名以上配置しており、グループホームの中で最も手厚い体制をしいています。
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定期的な訪問看護と医師の往診

チーム支援
『わくわくハウス大石』はグループホーム単体ではなく、大石クリニックからの訪問看護による定期的な訪問や医師の往診を行いますので、単独のグループホームとは比較にならないほど手厚い管理体制が整っています。
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病状が安定していない場合

送迎体制
全てのグループホームが東京にも通勤できるクリニック近接の横浜の中心地にあります。近くには横浜屈指の下町商店街、スーパーマーケット、ユニクロ、横浜市最高の高級住宅街等、地方の都市とは比較にならないほど生活環境は充実しています。もちろん中心街のため悪所(飲み屋、パチンコ屋、風俗店)もありますので、病状が安定していない時期には世話人が車で送迎しますが、安定すれば散歩しながら買い物をして帰る利用者も少なくありません。

費用について

料金一覧

(原則)

大石クリニックやわくわくワーク大石、グループホームは国の健康保険制度で運営していますので、国の定めた通りの費用請求に従って費用は請求されます。(基本は病院の入院費と同様です。少し複雑です。)※印については明細もご確認ください。

(1)障害者福祉サービスの利用料

障害者福祉サービスの利用料の10%が自己負担となります

障害者福祉サービス(わくわくワーク大石、わくわくハウス大石)にかかった費用の10%が自己負担となります。

(2)国からの補助金

自己負担金の控除と国からの補助金があります

(1)のサービスの自己負担金に関しては控除と同様に国からの補助金があり、自己負担金は収入に応じて4段階の上限(0円~37,200円)が定められています。

(3)障害者福祉サービスの利用料以外の費用

障害者福祉サービスの利用料以外の費用がかかります

(1)のサービスの利用料以外に部屋代、食事代、水道光熱費、お小遣い等が別途発生します。

(4)横浜市に住居がある人

横浜市より補助金が出ます

グループホームに入居する前に横浜市に住居がある人は横浜市より補助金(部屋代等)が出ます。

(5)訓練の工賃を費用として利用できます

訓練をすると工賃がもらえます

わくわくワーク大石で訓練をしますと、訓練の工賃が発生します。これを費用として利用できます。工賃は出席状況で個人によって異なりますが、令和4年はB型の場合、平均23,934.7円/月でした。

(明細)

費用の概略は原則で示した通りですが、利用者の状況に応じて費用は変動しますので明細に示します。

(1)障害者福祉サービスの利用料の明細

大石クリニックでは、サラリーマンが夜間グループホームに宿泊し日中は会社に勤務する時はグループホームだけのサービス料になりますが、一般的にはグループホームを利用して、就労訓練を受けますので、グループホームと就労移行支援等の2つのサービス料が必要となります。

  • 自己負担費用(1ヵ月間)グループホームのみ: 13,292円/月
  • 自己負担費用(1ヵ月間)グループホーム+就労移行: 43,699円/月

(2)国からの補助の明細

(1)の自己負担金は世帯の当該年度の市町村民税の課税状況により4段階に負担上限額が定められていますので、収入に応じて自己負担額は決定します。
※詳しくは厚生労働省のホームページをご確認ください。

収入区分

収入

グループホームと就労移行の支払い上限額

生活保護

生活保護世帯

0円

低所得

市町村税非課税世帯

0円

課税世帯1

所得税16万円未満

9,300円

課税世帯2

上記以外

37,200円

(3)サービスの利用料以外の費用の明細(横浜市の住民の場合)

項目

サービスの利用料以外の費用(横浜市の住民の場合)

家賃

52,000円/月

食費

1食300円

火災保険

840円

水道光熱費

実費

修繕積立金

実費

合計

約8万円?

お小遣い

(少額が望ましい)円

総計

8+α万円

(4)総額

(2)と(3)の合計から工賃を差し引いた金額で7~12万円/月ぐらいと思われます。当院としてはお小遣いは悪所に通う原資ともなりますので少額を勧めています。

(支払う方法)

個人の状況に応じて費用の明細は変化しますが、最終的にはどのような方法で支払うかによって負担する金額は変化します。

費用はおおよそ1か月7~12万円程度

本人に多額の貯金があったり現在仕事に就いているであるような場合がこれにあたります。総額は上述の通りです。中には就労訓練で稼いで工賃で全額支払った方もおられますが、かなりの努力が必要です。

両親からの援助をできるだけ受けないように指導

無職や貯金のない子息を両親が支える場合がこれに当たります。子息がさまざまな問題を起こし、経済的に破綻していることが一般的です。この様な場合に両親が医療費や生活費を立て替えることは、依存症という病気では子息の依存や甘えを増大させることに繋がり、子息の自立を妨げる行為ともいえます(一般的にはこれをイネイブリングと呼びます)。このようなことがあるので当院では両親からの援助をできるだけ受けないように指導しており、このために本人に生活保護を勧めます。自宅が自己所有であったり多少の資産や貯金があるからといって、必ずしも子息本人が生活保護を受けられないとは限りません。最終的には福祉事務所が決定しますが、一般的には経済的に破綻している場合が多いので、ほとんどのケースでは一定の手続きを行えば生活保護を受けられます。

生活保護の受理は一般的には国の基準に準じて決定しますし、私も長年福祉事務所の嘱託医をしているので、相談していただければ生活保護が受理されるかどうかのおおよその判断と、必要ならば福祉事務所への紹介状を作成することも可能です。
子息本人が生活保護になったときには医療費、グループホームの費用は生活保護で負担するので家族の負担は全く必要ありません。むしろ生活保護を受理されてからは両親が本人に経済的援助を行う方が問題となりますので、両親には一般的には援助は避けていただきます。

生活保護を受けるかどうかの相談に応じます

すでに生活保護を受けている場合は福祉事務所に相談していただけると幸いです。現在生活保護を受けていない場合、生活保護を受けるかどうかの相談に応じます。

入居方法

1、大石クリニックに通院中の場合
主治医に相談してください。主治医が不明の場合は外来のスタッフにご相談ください。
2、病院に入院中の場合
入院中の病院の主治医と相談していただき、診療情報提供書を送ってもらいます。その後Zoom等オンライン診療で対応できますので手間はかかりません。近隣であれば外出を利用し来院していただくことも可能です。直接グループホームを見学することは大切と思います。いざ入居してイメージが異なると、治療上の問題になりやすいためです。なお、主治医に話しにくい場合には紹介状は必要ありません。
3、遠方にお住いの場合
遠方にお住いの方はまず初診予約をお願いします。

ご相談に応じます

公判を控えているが遠方に住んでいるために集中的に治療を受けられない、判決が出るまでの間グループホーム等に入って治療を受けて裁判官に反省や更生の意思を示したいといった場合はご相談ください。また実刑が予想されるときは出所後の相談にも応じられます。

ご相談に応じます

出所後の帰住先や生活環境に不安がある、経済的不安がある、再就職に自信がない、また再犯してしまうのではないかと心配があるといった場合は、刑務所の中から以下の連絡先に手紙を出していただければ相談に応じることができます。手紙の中では受刑に至った問題やこれまでの経過について教えてください。状況に応じて身元引受人や帰住先の確保、来院時の生活保護の申請等、援助できることがあるかもしれません。

連絡先:〒231-0058
神奈川県横浜市中区弥生町4-41 大石クリニック 院長 大石雅之

そのまま継続して利用できます

治療と就労を目指したい場合はご相談ください。更生保護施設から転居したり、施設の利用終了後はそのまま継続して利用することも可能です。

特色

わくわくハウス大石の特色

病院には病気を短期で治すことを主体とする大学病院に代表される短期治療型病院と、老人病院のように長期間の療養治療を主体とする病院との2種類があります。「わくわくハウス大石」は依存症に特化した大型クリニックをバックにしており、人材面、設備面でも恵まれているために、大学病院のような短期治療型の施設を目指しています。

入所される利用者は無職で重症の方が多いですが、標準的な治療方針としては、朝起きたら1週間のうち5日間、1日6時間で午前・午後の2回のプログラム(疾病教育や就労訓練や資格取得準備)を行い、夜間には週に2回程度疾病教育を受けます。いわゆる成人サラリーマンと同じ生活習慣を身につけながら、就労のための資格を所得しかつ疾病の教育を受けるのに必要な期間として約10カ月、その後ハローワーク等で20万円くらいの自立できる月給の仕事を探すのに約2ヵ月、さらに就職した会社に慣れるまでグループホームから約2か月間通勤し、その後マンション等に入居して卒業するといったイメージで、1年と少しが標準利用期間になります。標準利用期間が1年少しというのは少し長いようにも感じますが、これは経済的にも生活保護でなく完全に自立することを原則としているためです。酒や薬をやめて新しい資格を取得し、定職に就き経済的に自立して、新居をかまえて生きるようになるには、当院の過去20年間のデータからはこのくらいの期間が必要と思います。

ただ長期間の療養治療をする施設のように標準利用期間が数年間を要し、卒業しても無職かアルバイトで経済的に自立できず、さらにその後に経済的に自立するために別の就労移行支援施設に入って数年経っても、経済的に自立できる利用者はごく一部…というケースと比べれば短期集中的な治療であると思いますし、また施設の利用料金が1ヵ月に20~30万円も利用料が必要となる施設ですと両親の金銭的負担も大きく大変です。(令和5年第45回日本アルコ―ル関連問題学会の特別講演『大石クリニックの治療の変遷』)

資格

研修/講座

[介護]介護職員初任者研修

認知症実践研修

[介護]実務者研修

介護事務講座

[介護]介護福祉士

-

精神保健福祉士

防火安全研修

ICTプロフィシエンシー検定(P検)

産業廃棄物運搬収集講習

マイクロオフィススペシャリスト

防除作業従事者研修

サービス管理責任者

エアコン清掃研修

掃除能力検定士

-

ビルクリーニング技能士

-

お申込みの流れ

お申込みから利用開始まで

電話でご相談ください

新規で入所希望の方はまず受診予約が必要ですので電話でご相談ください。すでに通院されている方は主治医にご相談ください。

入居の可否を行います

受診していただいた後に入居の可否を判断させていただきます。実際に見学に行くことも可能です。より病状が重い場合は入院等をお勧めする場合もあります。

受給者証の手続き

入居可能と判断した後、計画相談、障害支援区分の認定などのサービス利用計画を作成し、共同生活援助の福祉サービス受給者証の手続きを行います。少なくとも1か月程度かかります。

利用開始日(入居日)を設定

③の支給決定後、利用開始日(入居日)を設定し、利用契約を交わしサービス開始となります。

本人が来たがらない場合

まずは対応を相談するためにご家族が受診してください。依存症は家族とのコミュニケーション次第で問題行動は悪化も改善もします。本人との関係性が改善すれば治療に繋げる機会も増えるので今すぐご相談してください。