認知療法・認知行動療法(精神科)について

当院は、厚生労働省が定める認知療法・認知行動療法(精神科)の施設基準を満たし、本治療を実施している医療機関です。認知療法・認知行動療法(CBT)は、科学的根拠に基づいた精神療法であり、薬物療法と組み合わせながら、症状の改善や再発予防を目指す治療法です。当院では、厚生労働省が定める施設基準を満たした精神保健指定医が診療を担当するとともに、認知療法・認知行動療法および精神科医療に関する所定の研修・講習を修了した公認心理師を配置しています。

精神保健指定医と公認心理師が緊密に連携し、患者さん一人ひとりの症状や生活背景に応じた専門的な認知療法・認知行動療法を提供しています。

1、対象となる患者さん

医師が認知療法・認知行動療法が有効と判断した患者さんが対象です。主な対象疾患は次のとおりです。
  • 不眠症
  • 適応障害
  • 不安症(不安障害)
  • パニック症
  • うつ病・うつ状態
  • その他、医師が適応と判断した精神疾患

2、不眠症に対する認知行動療法

不眠症に対する認知行動療法(CBT-I)は、睡眠薬だけに頼るのではなく、睡眠習慣や生活リズム、睡眠に対する考え方を見直し、自然な睡眠を取り戻すことを目標とする治療法です。
当院では、保険診療に基づき、原則として全8回のプログラムで治療を行っています。

治療の流れ
1. 精神保健指定医が診察し、認知療法・認知行動療法の適応を判断します。
2. 医師と患者さんで治療目標を共有します。
3. 医師の診療方針に基づき、公認心理師が認知療法・認知行動療法を実施します。
4. 治療経過は精神保健指定医と公認心理師が共有し、必要に応じて薬物療法や生活指導を組み合わせながら治療を進めます。

3、費用について

認知療法・認知行動療法は健康保険が適用されます。
自己負担額は、健康保険の負担割合や自立支援医療(精神通院医療)の利用状況により異なります。詳しくは受付までお問い合わせください。

4、当院の特徴

  • 厚生労働省の施設基準を満たした認知療法・認知行動療法実施医療機関です。
  • 精神保健指定医と、所定の研修・講習を修了した公認心理師が連携して治療を行います。
  • 不眠症に対する認知行動療法(CBT-I)を積極的に実施しています。
  • 薬物療法と認知療法・認知行動療法を適切に組み合わせ、症状の改善と再発予防を目指します。
  • 患者さん一人ひとりの症状や生活背景を大切にし、科学的根拠に基づいた質の高い精神科医療を提供しています。